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2011.09.14 (Wed)

最初の入院(縦隔腫瘍・胸腺腫)と診断されて その19

術後1ヶ月(8月中旬)・・・

胸水の問題も落ち着いてきたこの頃に、また術後の放射線治療が再開されました。これは、手術で腫瘍を除去したものの、目視では確認出来ない腫瘍細胞が病巣周辺にまだ散らばっている可能性があり、そこから再発するおそれがあるので、念のために腫瘍の種を放射線でたたいてしまっておきましょうという目的で行われました。

以前のように、長い廊下をペタペタと歩いてゆき、懐かしい放射線治療室の前で座って待っていると、「コバルト60」という名前の部屋に呼ばれました。(以前はリニアックという部屋でした。)

放射線技師さんの指示に従って、治療台に横たわり、また体を動かさないようにして十秒位。今度のはあまり音がしなかったように記憶しております。そのような治療を10日位受けました。治療の終わり頃には、またそこの皮膚が赤く焼けただれたようになってしまいましたが、その年内にかなりきれいに治りました。

(この「リニアック」と「コバルト60」のことで、「何故違う機械で治療するのだろう?」とちょっと気になっていたのですが、「まあ、いいか。余計な事を先生に聞いても悪いかな。」とか思ってしまい、その時は先生に聞かなかったのでした。その後、知り合いの放射線技師さんに飲み会で聞いてみたらば、「おそらく、ターゲットの深さによるものじゃないかな?」ということでした。「コバルト60」のほうが皮膚から浅い所の病巣をたたくのに適しているのだとか。後は患部によっては「ベータトロン」とか、いろいろあるそうです。専門家の話は面白いなあと思いました。)

丁度この頃に、夏休みだったので大学の友人達や、中学高校時代の友人達がお見舞いに来てくれました。自分達も忙しかったであろうに、遠くから来てくれて本当に嬉しかったです。




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最初の入院(縦隔腫瘍・胸腺腫)と診断されて その2
最初の入院(縦隔腫瘍・胸腺腫)と診断されて その1

【More・・・】

大学の友人によせばいいのにクラスメート達の就職状況などを聞いてみると、みんなどんどん決まっているようでした。さすがにノンビリ構えていた私も少し焦りだしました。
私の大学は新学期が10月から始まりますので、9月の上旬には退院したいと思いました。卒業単位をとるための施設実習もまだ60日以上残っていました。大学の教授には、「無理して今年度卒業するより、半年か1年遅らせて卒業しては?」と勧められていたのですが、親にこれ以上負担をかけたくなかったし、モチベーションも下がってしまいそうだったので、今年度中に卒業したいとの旨を伝えました。幸い、実習以外の単位は足りていました。

中高時代の友人達は、免許取り立てにもかかわらず、命がけで往復150キロの道のりをはるばる会いに来て元気付けてくれました。この友人達とはその後元気になってからスキーに行ったり、ドライブ旅行に行ったり楽しい思い出を沢山作ることが出来ました。でも悲しいことにそのうちの1人の友人は1999年に突然亡くなってしまいました。持病はあったものの、とても元気そうだったのでしばらくの間はその事実を認めることが出来ませんでした。

今でも彼女の懐かしい姿をありありと思い出す事が出来ます。そして、私が何故こうして生きながらえているのだろうと自問することがしばしばありました。今でも答えは出ていませんが、きっと私はまだ生きてやらなくてはいけない仕事が残っているのだろうと思って楽しい日も辛い日も出来るだけ大切に過ごしております。(だらだらしてしまう日もあってイカンイカンと思いながら・・・。)
11:35  |  悪性リンパ腫  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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