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2014.05.02 (Fri)

結核に御用心

最近、気温の変化が激しいですね。私は、この時期が苦手で、ちょっと油断するとすぐに風邪をひいてしまいます。
(今日も実は風邪でダウンしておりました。とても良いお天気だったのに。。。)

さて、風邪とはいっても、2週間以上続く咳などの症状は気をつけた方が良いかもしれません。

今回は、私が結核に感染してしまった時のことを書いてみようと思います。

1999(平成11)年の夏にホジキン病の治療が一段落して、その秋にしつこい咳とだるさに悩んでいました。
勤務先が小さな診療所だったので、院長先生に相談したところ、念のため「ツベルクリン反応」の検査をやってくれることになりました。

11月22日(月曜日)午後2時30分にツベルクリン接種
11月24日(水曜日)午後3時30分 判定 発赤の長径が10mm以上だったので 弱陽性
ということで、様子をみることになりました。

その後、風邪を引くたびに長引いて、血の混じった痰が出ることがしばしばありました。夕方になると微熱が毎日のように出ていました。

2001(平成13)年8月 職場にて結核で緊急入院する方が発生しました。
急遽、従業員全員も検査を受けることになりました。

その頃、ちょうど私も咳や痰がひどかったので、呼吸器専門の先生に検査してもらいました。
胸部エックス線の画像は、前回と変わらず、陰はあるけれど胸腺腫の治療跡でしょうとのこと。
血痰が出ていたのですが、喀痰の検査では、結核菌は見つからず大丈夫とのこと。
9月3日(月曜日)午後6時 ツベルクリン接種
9月5日(水曜日)午後6時 判定  28mmX22mm 二重発赤あり  強陽性とのこと。
 
先生は「これは最近感染した可能性が高いので、化学療法を勧めます。INH(イスコチン)を6ヶ月内服しましょう。定期的に肝機能も検査します。」とのことでした。
本来は、保健所に届けると治療費が公費負担になるらしいのですが、勤務先の先生と相談して自分で支払うことになりました。(そんなに高い薬ではなかったです。)

最初イスコチンは一日300mg内服していたのですが、最初の血液検査の後で先生が自宅に電話をくださり「肝機能の数値が悪くなったので、一日200mgにして内服してください。そのかわり7ヶ月内服しましょう。」ということになりました。

このイスコチンを内服してから、咳がピタッと止まり、痰も出なくなりました。
もう少し治療が遅れていたら、大変なことになっていたでしょう。おそらく隔離病棟に入らなくてはいけなくなるでしょうし、家や職場に保健所が入ることになったことでしょう。

結核というと、昭和初期の病気のようなイメージがありますが、いまでも相当な数の感染者が日本にもいるそうです。
2012年には日本で21283人の結核患者が登録されていたそうです。決して少なくないと思います。

最近の傾向として、中途半端な薬の飲み方をしたために抗結核薬が効かないタイプの結核が出てきているようです。これは非常に怖いです。なので、内服を始めたら辛くてもきちんと最後まで内服して欲しいです。

あと、結核菌はしぶとくて、咳などの飛沫でとびちると、乾燥に強いのでホコリなどに付着してフワフワと漂い、それを吸引すると感染してしまうそうです。カラオケボックスなどの換気の悪い乾燥した場所は危険らしいのです。

それにしても、何故私はやっかいな病気にばっかりかかってしまうのだろうと、その当時は悩みましたが、今考えると「セリアック病」が悪さをしていた可能性も十分あるような気がします。
セリアック病のせいで小腸がダメージを受けていたので、免疫力が下がってしまい、結核に感染してしまったのではないかと。まあ、抗がん剤や放射線治療の影響もあるかもしれませんが。

なにはともあれ、腸を健康に保つことは大事だと思いますね。



20:07  |  社会問題  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2013.11.13 (Wed)

収れん火災に御用心

先日、友人がメールをくれました。
「家で収れん火災が起きかけたので、クミレオちゃんも気をつけて。」とのことでした。

私は、お恥ずかしながら「収れん火災」という言葉を知らなかったので、さっそく調べてみました。

ウィキペディアによると「収れん火災」とは

凸レンズ状の透明な物体、あるいは凹面鏡状の反射物によって一点に集中した太陽光が、可燃物を発火させることにより発生する火災である。火災の発生原因全体に占める割合は決して高くないが、年間数件~十数件の事例が見られることから、火災の原因としては無視できない。
という現象だそうです。

子供の頃にルーペで太陽光を集めて紙に火をつけたりする実験をしましたが、まさにその現象のことなのでした。
思いもかけぬ物が太陽の光を集めて発火してしまうのだそうです。これは恐ろしい現象だと思い、友人の協力を得て、今回はこのことを記事にしてみたいと思います。

ではまず、友人からの報告から記載していこうと思います。

(発火した日時)  平成25年10月27日(日曜日) 14:00頃

(天気)  台風一過の日射しの強い晴天  風がすこしあった。

(発見したきっかけ)  自宅の二階でたまたま窓を開けて掃除をしていたところ、焦げ臭い匂いがして、近所で焚火でもしているのかと思った。念のため外に出てみたら、自宅の庭から白煙が上がっていた。

(発見した時の状況) 窓の近くにあった台所用のステンレスボウルから炎が上がっていた。「これは何か自然発火したな」と思い、そのボウルごと手にとって地面に置き、近くにあったバケツの水をかけて消火した。

燃えていたのは、ボウルの上に乗っていた布とガーデニング用の苔だった。ステンレスボウルの中には色々入っていて、実際に日光に当たっていたのは上部3〜4センチ位だった。にもかかわらず収れん発火が発生した。

友人が送ってくれた写真です
002.jpg
日射しがとても強くギラギラしています。

003.jpg
ステンレスボウルのカーブと、冬の高度が低くなった日射しが恐ろしいタイミングで力を合わせてしまいました。

004.jpg
この緑色の棚の手前の空いている場所で燃えていたそうです。雨戸が閉まっていて本当に良かったです。

このような収れん火災は、なんと秋冬に多いそうです。
上にも記しましたが、太陽の高度が低くなりますので、室内の奥の方にまで陽が差し込みますよね。

なので、ペットボトルや水晶玉のような透明なレンズ状になるもの、あるいはステンレスボウルのような凹面鏡のような形状のものを太陽光が直接あたるような場所には置かないほうが良いといえます。

よく猫よけにペットボトルに水を入れて並べておくケースもあるようですが、これも危ないと思われます。これから空気もますます乾燥していきますし、気をつけるにはこしたことはないですよね。

あと、車の中にペットボトルを放置するのも避けたほうが良いですね。

ペットボトルに日光が当たって発火するところをとらえた映像を見つけたので貼っておきます。

室内のペットボトルも危ない。。。小さなお子様のいるご家庭などでも要注意ですね。

レースのカーテンをひくなどして、なるべく直射日光が室内に入らないようにすると良いようです。

今回は友人の冷静な対応により、大事に至らず本当に良かったと思います。
これからの季節、みんなで気をつけて過ごしていきましょう。



16:07  |  社会問題  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2013.10.27 (Sun)

エアカウンターでの放射線測定レポート その17

平成25年(2013)年10月27日(日曜日)

大雨が続いた後で、今日は久しぶりに良い天気になりました。

久しぶりで、実家の庭の放射線量を測定してみました。

IMG_1156_convert_20131027112118.jpg

水戸市千波町の住宅地の庭にて(地上約1メートル)
0.14μSv/h(年間約1.3mSv)


IMG_1157_convert_20131027112246.jpg

同じ敷地内の庇の下の雨水が落ちる場所(地上約1メートル)
0.15μSv/h(年間約1.3mSv)

ここのところ台風26号、27号の影響で、激しい風雨が続いていました。
以前と比べると、やや高い数値を示しているように思えます。
雨雲に乗ってきた放射性物質の影響でしょうか。

最近は、まずいことに原発事故のことをほとんど忘れて過ごしているような気がします。
食材も以前ほど、気をつけていないような気もします。

危険な兆候です。

チェルノブイリの関係の記事で「あきらめた者から倒れていった。」
という言葉を目にしたことがあります。

マスコミも時々申し訳程度に原発問題を扱うだけです。

東京オリンピックなんて、浮かれていて良いのでしょうか?

晴れ渡った秋空と対照的に、どんよりとした気持ちになってしまいました。
11:44  |  社会問題  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2013.01.27 (Sun)

嫌な予感がします。

数日前より、胸騒ぎがしております。

安倍新内閣が発足したときから、なんともいえない不安感がありましたが、今回のアルジェリアで邦人が尊い命を奪われた事件と、その一連の報道を見て、このままでは本当に戦争になってしまうだろうと強く感じました。

そもそも、このような事件を起こして誰が得をするのでしょうか?それを考えると真実に近いものが見えるかもしれません。

まず、戦争をやりたくて仕方がない大国があげられます。その国と日本は長らく愛人関係にありました。
中国や韓国、北朝鮮などと日本が仲良くなると、とても困るようです。
なので、すきあらば戦争を起こさせたいのですが、日本には平和憲法の9条があるので、なかなか思う様にはいきません。しかも、戦争を起こせば、自分の国の経済が豊かになるのがわかっているから、現状が歯がゆくてしかたないようです。

なので、まず日本の世論を、「国防軍をつくらなくてはいけない」というほうへ誘導する必要があります。

その点、今回の事件は非常に都合が良いようです。亡くなられた方達のご親族の嘆き悲しむ様子を繰り返しテレビで流します。(このご親族たちの許可をとらずに被害者の実名報道を行ったとんでもないメディアもあったようです。)その様子を見て、単純にテレビを見ている国民(B層とよばれる人々)は、「早く改憲して、国防軍を作らなくては。安倍さん頼んだぞ。」といった洗脳を受けてしまいます。これは、第二次世界大戦に突入するまでの日本の様子に非常に良く似ているのです。

次にあげられるのは、原発推進派です。今回は天然ガスのプラントで事件が起こりました。
このようなことがあると、資源開発を行う企業の多くは、治安が悪い国との取引を嫌がるようになるでしょう。
そうすると、原発推進派にとっては、これまた非常に好都合な材料となります。

そうとなると、今回の事件はそういう得をする集団に計画的に引き起こされたのではないかとすら思えてきます。

首謀者とされるベルモフタール氏の映像も見ましたが、もしかしたら、単なるその辺の青年にお金を渡して、カメラの前で指示どおりのセリフをしゃべらせているのかもしれないのです。今は誰でも簡単に動画を発信できますしね。

そして、イスラム教徒の仕業ということにすれば、「なんとなく宗教がからんでいて謎めいていてよくわからない」といった感じで、私たちの多くは思考を停止してしまうのです。
なので、むしろイスラムの方々は逆に利用されてきたのではないかとさえ思えてしまう今日この頃です。
(マスコミがあまりにも不誠実だったので、すっかり疑い深くなりました。良いことかもしれませんが。)

こういう時こそ、我々日本人は一歩引いた目線で冷静に対応しなくてはいけないと思います。

今回、亡くなられた立派な方々は、自分達の死を母国の軍国化という不幸な形で利用されることを決して望んでおられないと思います。他国で地道に日本の信用を育んできてくださった方々です。

どうか安倍総理には、国民を真の意味で裏切らないで欲しいと強くお願いしたいと思います。


私のこの心配が単なる杞憂に終わればよいのですが。。。
20:25  |  社会問題  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)

2013.01.21 (Mon)

エアカウンターでの放射線測定レポート その16

2013(平成25)年1月21日(月曜日)

年が明けて、もう3週間もたってしまいました。早いものですね。

このブログも昨年の秋頃から何かと気忙しい毎日で更新出来ずにおりました。
今年は、少し落ち着いた良い年になることを願っておりますが、なんとなくまたバタバタした一年になりそうです。

さて、もうじきあの忌まわしい震災と原発事故から2年になろうとしています。
ニュースなどでも、原発事故のその後の状況などはほとんど報道されておりません。
おそらくこれが日本政府の方針なのでしょう。

その作戦に私もまんまとひっかかり、最近は震災や原発事故のことをうっかり忘れてしまう日もあったりして、我ながらゾッとしてしまいます。緊張感を持続させるのは難しいことですね。

先日、父が集まりで先天性の脊椎の奇形の7ヶ月の赤ちゃん(原発事故の後に生まれた子)の事が話題になり、これからそのような子供さんが増えるだろうということでした。
為政者達はチェルノブイリの事故から何も学んでいないのでしょうか?それとも、故意に人体実験をしてデータを集めているのでしょうか?

恐ろしいことです。気を引き締めなくては。。。

そういうわけで、久しぶりにエアカウンターを使って、住んでいる場所の放射線量の測定をしてみました。

水戸市堀町の集合住宅の入り口

エアカウンター(5分間測定)
IMG_0888.jpg
0.09μSv/h(年間約0.79mSv) (地上約1メートル)

同じ場所で過去に何回か測定したのよりも、だいぶ低い値がでました。

これで安心するわけにはいきません。数日前に大雪が降ったりしましたので、その雪解け水で放射性物質も低いほうへ流れていった可能性もあるかと思います。

水戸は今、とても寒いです。風邪で倒れるわけにはいかない立場なので、防寒対策をしっかりしてから、またあちこち測定出来たらと思っております。

皆様もどうか、くれぐれも御自愛なさってくださいね。











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